あの感動を再び!「翔けバルク! 行け冬樹!」
 



  Singapore Airlines International Cup 2007 (International Group1) Sunday,20May2007
     シンガポール・エアラインズ・インターナショナル・カップ(国際GT)芝2000m 
     実施日 平成19年 5月20日(日)
     シンガポール  クランジ競馬場

     (シンガポールターフクラブHP)



プレイバック2006

     過去の成績およびレース映像(シンガポールターフクラブHP)
     
     昨年の様子はこちら(ホッカイドウ競馬オフィシャルHPより)
              



シンガポール航空国際カップの放映について

  ●グリーンチャンネル (グリーンチャンネルHP)
    日時:5月20日(日) 21:00〜22:00

    「シンガポール航空国際カップ衛星生中継!〜燃えよ!コスモバルク☆アジアの大地で!〜」放送

    <出演者>

      司会 荘司 典子(グリーンチャンネルキャスター)
      解説 古谷 剛彦(JRDB)

    <番組内容>
      コスモバルク、今年第二戦は昨年、見事制したシンガポール航空国際カップ。ディフェンディングチャンピオンとして、
      挑戦を受ける側としての参戦だ。グリーンチャンネルでは、未だ根強いファンを持つコスモバルクと、シャドウゲイトの
      熱戦の模様を衛星生中継する。

    ※日本馬の出走状況により、放送予定が変更になる場合があります。また、発走時刻によっては、放送時間を変更する場合があります。


  ●ラジオNIKKEI (ラジオNIKKEI HP)
     日時:5月20日(日) 21:00〜22:00 

     「シンガポール航空国際カップ実況中継」
      <実況> 船山 陽司アナウンサー

     ラジオNIKKEI第1(短波放送)・ラジオNIKKEIモバイル「iモードサイト」
        ※NTTドコモFOMA 70Xシリーズ 90Xシリーズのiアプリ搭載機種のみ対応
        ※iモード、パケット通信料金定額プラン「パケホーダイ」への加入前提


シンガポール・エアラインズ・インターナショナル・カップ(国際GT)芝2000m 出走予定馬
発走予定時刻 20:35  (日本時間 21:35)

馬番 馬名 重量 性齢 騎手 調教師 レーティング
4 1 カンディデイト 57 牡5 Tダーカン Cブリテン 114
8 2 デザイナ 57 セン7 Vコルガン W&Vヒリス 108
9 3 クルゾエ 57 セン4 Aカルダー Lラクソン 107
6 4 ルウィ 57 牡5 Kスー Dコー 110
1 5 オラクルウェスト 57 セン5 Wマーウィング Mデコック 119
5 6 キングアンドキング 57 セン6 Gボス Sバーリッジ 112
11 7 セテンブロチョーヴ 57 牡5 Rフラッド Pショー 103
13 8 ウォーホーン 57 セン5 Bヴォースター Pショー 101
2 9 コスモバルク 57 牡6 五十嵐冬樹 田部和則 117
7 10 シャドウゲイト 57 牡5 田中勝春 加藤征弘 109
3 11 ドクターディノ 57 牡5 Jムルタ Rギブソン 114
12 12 ビッグイージー 57 セン5 Dビードマン Lラクソン 107
10 13 ロイヤルアドミラル 57 セン5 Nカロー Lラクソン 105



昨年5月11日(日)シンガポールクランジ競馬場で地方競馬で初の国際GT制覇の快挙を成し遂げてあれから1年。
コスモバルクは再びシンガポールの地へ、連覇を掛けて挑戦します。


4月30日  連覇に向けビッグレッドファームを出発
                              写真提供:北海道日刊スポーツ新聞社

5月1日   美浦トレセンに無事到着

5月6日   美浦トレセン(Wコース)にて国内での最終追い切りを実施
        榎並きゅう務員を背に馬なりで調整
        「軽めの調整は予定どおりです。ここまで順調に来れてなによりです」
        と調整も順調に進められています。

5月10日  シンガポールへ向け出発
        いよいよ決戦の地へ向けJRAシャドウゲイトと共に成田空港を出発。

5月11日  両馬とも無事シンガポールへ到着
        5月10日 夜 シンガポールへの長旅に出発したコスモバルク。本日5月11日現地時間 午前3時半、無事到着。
        いきなり激しいスコールにみまわれ、さすがのバルクもかなりテンションがあがってしまったようですが、すぐに落ち
        着きを取り戻し馬運車へ。クランジ競馬場に到着後も終始リラックス。昨年と同じ験(げん)の良い馬房に加え、今年
        は同行のシャドウゲイトが隣の馬房。なかなか2頭の相性も良いらしく、バルクのリラックス状態も彼のお陰かもしれ
        ないと榎並厩務員。

        明日はファイバーサンドでのスクーリングを兼ねた調整のみの予定。

5月12日   AM4時50分ファイバーサンドへ20−20で2500mほどj。
        心配していたテンションもさほど上がらずリラックスして周回しました。
        明日は芝で運動させる予定です。
    
          落ち着いています。
         

          榎並厩務員と2ショット!
         

5月13日   AM4時30分芝走路入りしコースの外周を17−18で最後の2ハロンを15−15という内容。
         入れ込む事もなく気持ちよく周回できました。
         スコールこそありませんでしたが芝はタフで柔らかく感じます。
         朝も昼間もそれほど暑くなく過ごしやすいでよ。
         
5月14日   ファイバーサンドで2000m位を18−20で周回、いままでと違いちょっと行きたがる
         素振りを始めました。イイ感じです。
         明日は、芝走路で6Fくらいから追う予定です。

         

5月15日   AM4:00にシャドウゲイトの後に芝走路に入り 36.7−13.2という内容でした。
         
         

5月16日   追い切りの反動もなく並足の運動1時間。
         状態は引き続き良く、明日は1000mほどハッキングの予定。
         明日はいよいよ枠順抽選会があります。抽選会のくじを引くのは榎並厩務員。
         五十嵐騎手は19日早朝出発、田部調教師は18日の出発となります。

5月17日   
         「こちらに来てから、バルクは落ち着いていて、とてもリラックスしています。
         今朝の調教後に量った馬体重は、510キロを切るか切らないか。
         輸送がないので、ここから極端に減ることはないと思います。
         金曜日に、15-15を切るくらいで、2〜3ハロン追う予定です」

 
 写真提供:斉藤  修


 <いよいよ抽選>
   本日、昼過ぎに行われた枠順抽選では、コスモバルクは抽選を引く順番が最後から2番目となりました。
   残された2つの枠から榎並厩務員が引いたのは、9番枠でした。


 <田部調教師・五十嵐騎手のコメント>

   田部調教師
      「外になりましたね。何処の枠になっても最善を尽くします。調子も良いようですし内で包まれるよりは…。心配してません。」

   五十嵐騎手
      「バルクの調子によりますよね。オーナー・田部調教師と相談となりますが、積極的に前での競馬をしたいですね。」


 抽選を引いた榎並厩務員と、シャドウゲイトの加藤征弘調教師
 
  <写真提供:斉藤  修>

  また五十嵐騎手は、当日の4Rに昨年も騎乗した高岡厩舎のタキノビックに騎乗します。
  本番前に同じ芝2000mのコースを経験できるので、心強い限りです。
  
  当日の出走表はこちら

5月18日
  今日(金曜日)もコスモバルクは午前4時過ぎに榎並厩務員を背に馬場入り。
  芝コースを歩いて1週したあと、直線でやや強めに追いました。
  これが本番前の最後の追い切りです。
  明日は馬場に入りしますが、昨日同様に歩いて馬場を回る程度にする予定です。
    
 

 <写真提供:斉藤  修>

   競馬場内も国際GTのPRがされ、ディフェンディングチャンピオン・コスモバルクのゴールシーンがさま
  ざまなところで使われいて、現地でも連覇の掛かったコスモバルクに注目が集まりそうです。

5月19日
   レース前日となる19日は馬場入りせず。午前4時ごろから芝コースの外周(ダート)を1時間ほどゆっくりと歩きました。
  昨夜現地入りした岡田オーナー、田部調教師、が競馬場入りし、バルクの様子を確かめました。

   田部調教師コメント
   「榎並君がしっかりやってくれているので、体調は万全で、去年の雰囲気と変わりません。
    北海道を出るときより毛艶がだいぶ良くなっていると思います」

 

5月20日 

   いよいよ連覇に向けて本番当日、
   4レースでは元ホッカイドウ競馬の高岡調教師のタキノビックに騎乗しメインレースと同じコースに出走しましたが
   8着という結果でした。

   そして連覇の掛かったシンガポール航空国際カップ(国際GT)、現地シンガポールではシャドウゲイトが1番人気
   コスモバルクが4番人気と日本馬に注目が集まる中、コスモバルクはパドックで昨年同様「いななく」場面も見せ気合い乗りも十分。
   そして五十嵐騎手が騎乗し本場馬入場へいよいよ本番。

 
  連覇に向けいよいよ本場馬入場。

   レースはコスモバルクが好スタートから2番手の位置で少し掛かり気味のバルクを五十嵐騎手がなだめながらレースを進め、
   4コーナーでシャドウゲイトがバルクをかわし先頭に立ち最後の直線、バルクは一旦は下がり始めるもジャパンカップで見せた
   バルクならではの差し替えしでシャドウゲイト迫り連覇なるかと思われましたが、シャドウゲイトに続く2着と惜しくも連覇は成り
   ませんでした。しかしこれぞバルクというところを見せてくれました。

  惜しくも2着でしたがバルクらしい走りでした。

  コース後の五十嵐騎手と田部調教師のコメント

   五十嵐騎手のコメント
   「シャドウゲイトの2番手と考えていたので、誤算でした。2コーナーから向正面にかけて、
    かかってしまったのが厳しかったです。
   (直線で一旦下がった時には)もうダメかと思いましたが、差し返すことができたのは、
    若いころと変わらないバルクに戻ってきたのではないかと確認できました。


   田部調教師のコメント
     「かかり気味になってしまったのが厳しかったです。相手はシャドウゲイトだと思っていましたので、
   この結果には満足しています。次走は予定通り宝塚記念を使いたいと思います。」


   昨年に続く連覇は成りませんでしたが、日本に帰ってからの活躍が期待される内容でした。
   今後もコスモバルクへのご声援をよろしくお願いいたします。