3月21日（振・月）に高知競馬場で行われた『第19回全日本新人王争覇戦』は
中央競馬会から１名、地方競馬から１０名の計１１名で行われました。
（当初予定は１２名）

残念ながらＪＲＡ石橋騎手が落馬負傷のためエムテグロリアス号は取消となって
しまい、競走は１１頭で行われましたが、単勝５番人気のヘッシュ号は、
ホッカイドウ競馬所属の伊藤騎手の手綱捌きで見事に１着となりました。
競走結果は単勝５番人気、８番人気、４番人気の順で決着し、新人騎手の
競走ならでは？の３連単67,380円と、馬券的には「大荒れ」で終了しました。

さて、当日は第３競走でも騎乗した伊藤騎手でしたが、さすがに最初は緊張した
とのことでしたが、それでも３着はお見事。「これで緊張が解けました」と言っていた
とおり、本番では見事な騎乗ぶりで勝利し、優勝となりました。

そして伊藤千尋騎手。騎乗だけではなく高知の競馬ファンへのアピールも満載で
「なかなか来ることはできないと思いますが、北海道へお越しの際には
　是非、ホッカイドウ競馬に来てください」と、緊張を見せながらも笑顔で
広報活動をしていました。

さあ、４月２０日からスタートするホッカイドウ競馬
伊藤千尋騎手が、この勢いに乗った騎乗ぶりを、どう見せるのかが楽しみです。

＜現地取材　古谷剛彦＞