5月5日（祝火）、船橋 第11競走 農林水産大臣賞典 第27回かしわ記念[JpnⅠ]（ダ・1,600m）に、宮崎 光行騎手（松本 隆宏きゅう舎）がハッピースプリントに騎乗しました。

第27回かしわ記念[JpnⅠ]　結果（ダ・1,600m　晴・良）
３着　ハッピースプリント　（牡４　57　宮崎 光行騎手　森下 淳平厩舎[大井] 525 -1）


関係者コメント
◆３着　ハッピースプリント号
　宮崎 光行騎手　
　「とにかく全く掛かるとこがない馬なので、なんとか真ん中より前の４，５番手くらいは獲りたいと思って臨んだのですが、スタートも決まって狙っていたポジションを獲ることができました。ただ道中は本当に手応えを感じない馬なので、道中で位置を下げてしまわないように終始、馬を促しながら行きました。門別と違って小回りだし直線も短いので、南関東のコースでは道中で気を抜かせられないんですよね。勝負処でも「とにかく強気に」と思い、４コーナーで早めに前を捕まえに行って直線では先頭に出たんですが、ちょっと手綱の持ち替えをしくじってしまって・・。あそこは完全に乗り役のミスです。それでも馬が頑張ってくれて、ゴール前まで先頭争いできたんですが、そこからもうひと伸び、っていう部分の成長がね。実は２歳時からほぼ完成されていた早熟な馬で、（大井コースで）一週前追い切りに乗らせてもらった時も、今回も「２歳の時からの成長」っていうのがあまり感じられなかったんですよね。この馬、北海道では坂路を有効に使って鍛えていた馬なので、こちらにも坂路があればまた違うかもしれませんけどね。それでも、マイルの距離でこれだけの競馬ができたのは自信になりますし、2000ｍに延びる帝王賞でも上位争いできるよう頑張りたいですね。」

　 森下 淳平調教師　
　「前走後にひと息入れての初戦でしたので、正直まだ８分ちょっとくらいの仕上がりでした。それでも一旦先頭のシーンも作ってくれて、良い走りを見せてくれたと思います。序盤から狙ったポジションをしっかり確保した宮崎さんも、さすがですね。今日の競馬でも感じたのですが、本質的にマイルは短いのかもしれなくて、特に今日のようにメンバーレベルが高いと道中で微妙に「溜め」が利かないんですよね・・。なし崩しに、ずっと脚を使わされてしまうというか。ですので、次走に予定している「帝王賞」は距離も2000ｍに延びますし、今日より競馬しやすくなるのかなと思いますね。今回ひと叩きされて出来も良くなるでしょう。今後の楽しみが広がる３着でした。」



写真・コメント提供　ホッカイドウ競馬支援室　神谷 健介 氏