Singapore Airlines International Cup 2008 (International Group1) Sunday,18May2008


  
     シンガポール・エアラインズ・インターナショナル・カップ(国際GT)芝2000m 
     実施日 平成20年 5月18日(日)
     シンガポール  クランジ競馬場

     (シンガポールターフクラブHP)
    
       SINGAPORE AIRLINES INTERNATIONAL CUP 2008(国際GI)芝2,000m

Barrier Horse No Horse Name (馬名) Wt Rating Jockey (騎手) Trainer (調教師)
(枠順) (馬番) (重量) (レーティング)
1 14 WORLD DELIGHT 57 100 J POWELL S BURRIDGE
2 9 RECAST 57 107 N CALLOW L LAXON
3 4 MOURILYAN 57 114 W MARWING H BROWN
4 5 SIR SLICK 57 113 B HERD G NICHOLSON
5 12 ITMAYBEYOU 57 101 D OLIVER B DEAN
6 10 CHEVRON 57 103 J SAIMEE C LECK
7 1 JAY PEG 57 120 A MARCUS H BROWN
8 11 TRIGGER EXPRESS 57 103 E LEGRIX S BURRIDGE
9 3 COSMO BULK 57 114 M MATSUOKA K TABE
10 2 BALIUS 57 116 O DOLEUZE C LAFFON-PARIAS
11 7 KING AND KING 57 108 KB SOO D KOH
12 6 TRAFFIC GUARD 57 110 J EGAN J CHAPPLE-HYAM
13 8 SPIN AROUND 57 108 G MCKEON S COOPER
14 16 ONCEUPONATIME 54.5 106 D BEASLEY D HILL
15 15 MUSICAL WAY 55.5 110 R THOMAS P VAN DE POELE
16 13 MR LINE 57 101 R FRADD P SHAW





プレイバック  

     過去の成績およびレース映像(シンガポールターフクラブHP)
     
     過去のバルク日記(ホッカイドウ競馬オフィシャルHPより)
          2006年
         2007年
          
    



シンガポール航空国際カップの放映について

  ●グリーンチャンネル
    日時:5月18日(日) 20:30〜22:00

    「シンガポール航空国際カップ衛星生中継!」放送

    <出演者>

      司会 坂田 博昭(グリーンチャンネルキャスター)
      解説 合田 直弘(レーシングジャーナリスト)

    ※日本馬の出走状況により、放送予定が変更になる場合があります。また、発走時刻によっては、放送時間を変更する場合があります。




バルク2度目となる海外遠征シンガポール・エアラインズ・インターナショナル・カップ2006で国際GT制覇を成し遂げ、昨年2007年は連覇は逃したもののシャドウゲートの2着と日本馬によるワン・ツーでの決着。
そして、3度目の挑戦となる今年は馬インフルエンザの影響で日本からはバルク1頭のみの挑戦となり、国内検疫は新ひだか町の静内種馬場で実施、日本軽種馬協会のご協力もあり600m馬場の使用が可能となりました。
日本代表としてバルクは2度目の制覇を目指します。


4月24日    輸出検疫のため静内種馬場に入厩。

           (入厩期間に2度の検査を実施)

5月9日     検査での異常が無いことが確認され静内種馬場を出発。
         
    桜が綺麗に咲く中、榎並きゅう務員と共に3度目のシンガポール・クランジ競馬場へ。
   

5月10日      成田空港 20:10発 KZ283便で シンガポールへ

5月11日      これで3度目となるシンガポールには早朝 4:10(現地時刻)に到着、昨年同様スコールにみまわれ
            7:00頃にクランジ競馬場に入厩。 

5月12日      クランジ競馬場の芝コースをダグとキャンターで3周。これまで一周600mの馬場での調整だったこ
           ともあり行きたがる素振りを見せていましたが、気温もさほど暑くなく昨年より落ち着いています。
            今後は14日に追い切りを行い、15日には枠順抽選となります。

    

5月13日      AM4:00にファイバーサンド馬場で軽めのキャンターで馬場を2周。
           長距離輸送の影響もさほど無く、良い状態できています。明日は追い切りを予定しています。


5月14日      今日は本番に向け追い切りを実施、芝走路を6Fから終いまで強めに追い切りましたタイムは3F 35.5のようです。
           シンガポールでの追い切りは過去2回とも軽い調整でしたが、今回は日本での検疫期間中の2週間、軽めの調整
           だったこともあり強めに追い切りました。動きも軽かったので状態は良いと思います。
            明日からは乗り運動中心の軽い調整でいきます。
            また、明日は枠順抽選会がありますのでいい枠を引きたいですね。


5月15日      午前4時から馬場に出て、ダート(ファイバーサンド)コースをダクで2周。
           日本を出る前が520キロで、こちらに着いたときが514キロ、昨日追いきって今日量ったら505キロでした。
           本番までにはもう少し食べさせて、510キロ台にはする予定です。
           去年より、調子はいいと思いますが、今年は相手も強いですからね


    
      写真提供 (有)サイツ 斎藤 修

    現地の新聞でもこのレースは注目されているようで、バルクについても大きく取り上げられていました。

    

   そして本日は枠順抽選が行われ、バルクは9枠となりました。

    

     写真提供 (有)サイツ 斎藤 修


       SINGAPORE AIRLINES INTERNATIONAL CUP 2008(国際GI)芝2,000m

Barrier Horse No Horse Name (馬名) Wt Rating Jockey (騎手) Trainer (調教師)
(枠順) (馬番) (重量) (レーティング)
1 14 WORLD DELIGHT 57 100 J POWELL S BURRIDGE
2 9 RECAST 57 107 N CALLOW L LAXON
3 4 MOURILYAN 57 114 W MARWING H BROWN
4 5 SIR SLICK 57 113 B HERD G NICHOLSON
5 12 ITMAYBEYOU 57 101 D OLIVER B DEAN
6 10 CHEVRON 57 103 J SAIMEE C LECK
7 1 JAY PEG 57 120 A MARCUS H BROWN
8 11 TRIGGER EXPRESS 57 103 E LEGRIX S BURRIDGE
9 3 COSMO BULK 57 114 M MATSUOKA K TABE
10 2 BALIUS 57 116 O DOLEUZE C LAFFON-PARIAS
11 7 KING AND KING 57 108 KB SOO D KOH
12 6 TRAFFIC GUARD 57 110 J EGAN J CHAPPLE-HYAM
13 8 SPIN AROUND 57 108 G MCKEON S COOPER
14 16 ONCEUPONATIME 54.5 106 D BEASLEY D HILL
15 15 MUSICAL WAY 55.5 110 R THOMAS P VAN DE POELE
16 13 MR LINE 57 101 R FRADD P SHAW


5月16日
   
      シンガポール現地リポート <(有)サイツ 斎藤 修>

      昨日同様、今日も午前4時に馬場に出たコスモバルクは、ダート(ファイバーサンド)コースをダクで2周。馬体重は506キロでした。
      榎並調教厩務員
        「(検疫の関係で)2週間追い切りをやらないで、そのあとこちらで追い切り1本で、
         ちゃんと競馬ができる状態にあるのか不安はありますが、今年はずっと調子がよく、
         今日も元気よかった」

      雨が多いので乾いた馬場になることはないと思いますが、芝は短く刈りそろえられていて、馬場状態は去年よりかなりいいようです。


     


5月17日

     本番を明日に控え田部調教師も現地入り、(有)サイツ 斉藤 修氏より今朝のバルクと田部調教師のコメント。

      シンガポール現地リポート <(有)サイツ 斎藤 修>

     今日のコスモバルクは馬場入りせず、榎並調教厩務員を背に、馬場の外周を歩いたのみ。場体重は505キロでした。

     昨夜(金曜日)シンガポール入りされ、今朝(土曜日)コスモバルクの様子を見た田部調教師にお話をうかがいました。
     田部和則調教師
       「北海道はかなり寒かったので、輸送熱が出ないか心配だったのですが、北海道にいたときよりも体調はかなりいいみたいです。
        あらためてバルクのタフさには感心しています。
        今年は日経賞で掲示板にも乗りましたし、馬が若返ったのかなという気がしています。
        今年は強い馬もいますが、今回で3年目ですし、バルクもがんばってくれると思います。
        去年までの馬場は、芝が深くて、クッションがいい力のいる馬場で、バルクに合っていたと思うんですが、
        今年、馬場を歩いてみたら、固いし、芝も短いのでどうかなと思っているます。
        雨が降って柔らかい馬場になってくれれば期待できると思います。」


     


5月18日

     いよいよレース当日、今朝4:30馬体重計測。バルクは510kg。

     


     本日の5R、バルク騎乗の松岡騎手は元ホッカイドウ競馬で現在シンガポールで活躍中の高岡調教師管理馬
     ダイヤモンドダストに騎乗。

     

     クランジ競馬場パドックにはコスモバルクの横断幕も

     

     


       いつもはスタートが良いバルクでしたが、今回はゲートで待たされた影響か出遅れ道中は中段より後方での競馬
      となり4コーナーから最後の直線では後方の位置から脚を伸ばし抜け出し差を詰めるも勝ったジェイペグを捕らえきれず
      6着という結果となりました。
      
       スタートで出遅れ後方の位置取りに
       最後の直線バルク追い上げるも・・
        写真提供 : 北海道日刊スポーツ新聞社


     関係者のコメント

         松岡騎手
            「(先入れの影響で)ゲートで待たされてしまい、馬が飽きて出遅れてしましました。残念です。」

         田部調教師
            「パドックでも気合いが乗っていたのですが、出遅れが響いてしいました。」

         岡田繁幸氏
            「出負けしてしまい、4コーナーではダメかと思いましたが、よく追い込んでくれました。
             応援してくれるファンも多く、結果を出したかったのですが、残念です。
             日本では(検疫施設の)600m馬場で仕上げましたが、現地での調整は良く、全力を
             出せたと思います。
             バルクはまだ若いと思うので、今後チャンスを与えて見たいと思います。」


     SINGAPORE AIRLINES INTERNATIONAL CUP 2008の結果

着順 Barrier Horse No Horse Name (馬名) Wt Jockey (騎手) Trainer (調教師)
(枠順) (馬番) (重量)
1 7 1 JAY PEG 57 A MARCUS H BROWN
2 2 9 RECAST 57 N CALLOW L LAXON
3 10 2 BALIUS 57 B PREBBLE(変更) C LAFFON-PARIAS
4 1 14 WORLD DELIGHT 57 J POWELL S BURRIDGE
5 4 5 SIR SLICK 57 B HERD G NICHOLSON
6 9 3 COSMO BULK 57 M MATSUOKA K TABE
7 13 8 SPIN AROUND 57 G MCKEON S COOPER
8 3 4 MOURILYAN 57 W MARWING H BROWN
9 14 16 ONCEUPONATIME 54.5 D BEASLEY D HILL
10 12 6 TRAFFIC GUARD 57 J EGAN J CHAPPLE-HYAM
11 8 11 TRIGGER EXPRESS 57 E LEGRIX S BURRIDGE
12 11 7 KING AND KING 57 KB SOO D KOH
13 16 13 MR LINE 57 R FRADD P SHAW
14 15 15 MUSICAL WAY 55.5 R THOMAS P VAN DE POELE
15 6 10 CHEVRON 57 J SAIMEE C LECK
16 5 12 ITMAYBEYOU 57 D OLIVER B DEAN

        
        レース結果・映像 (シンガポールターフクラブHP)