マサノウイズキッド号の中央移籍について
昨年、額がハート型のアイドルホースとして、ホッカイドウ競馬を盛り上げたマサノウイズキッド号が、この度、北海道の堂山芳則厩舎から美浦小島茂之厩舎へ転厩することが決定しました。
3月6日(金)に門別競馬場を出発いたします。
同馬は、2008年6月25日に旭川競馬場の「フレッシュチャレンジ競走」で2着馬を3,1秒大きく引き離しての衝撃的なデビュー。
その後は、7月23日「ウィナーズチャレンジ競走」、9月23日「AIR-G’特別」、オープン競走を連勝して、無傷の3連勝のまま、10月5日JRA札幌すずらん賞(オープン)に挑戦。単勝1番人気という高いファンの支持のなか、結果は5着に敗れましたが、出走馬のなかで最速の上がり3F36秒3を記録し、全国の競馬ファンに強いインパクトを残しました。その後は、10月30日に地元門別競馬場で「北海道2歳優駿」(JpnⅢ)に挑戦しましたが、6着と敗れています。
通算成績
5戦3勝(内中央1戦)
父ゴールドへイロー 母ファーストクラス
馬主:中村正子
生産:道見牧場(日高町旧門別町)
堂山調教師コメント
非常にファンの多い馬だっただけに転厩することは残念ですが、中央の舞台で活躍することがファンの皆様への恩返しだと思っています。今後とも変わらず応援していただけますようお願いいたします。
写真上:10月5日JRA札幌すずらん賞出走時(レース中央)
写真下:JRA札幌すずらん賞(パドック)
(提供)日高軽種馬振興対策推進協議会 神谷健介