ホッカイドウ競馬 冬だより Part3
過去のトピックス(2009年6月11日掲載)で、門別競馬場で野うさぎ一家が棲息していると紹介したことを覚えているでしょうか。
昨年の秋から、ぱったりと姿を眩まし「野うさぎ一家に何があったのか」と安否が心配されましたが、最近になって競馬場内で元気に過ごしているとの目撃情報があり、撮影に向かうとゴール板付近の内馬場にて2匹の野うさぎが元気に過ごしていました。
詳しく調査するとこの野うさぎは、北海道に棲息する「エゾユキウサギ」という品種で夏期と冬期で毛皮の色が変わることが特徴的です。確かに、以前撮影したときに比べ、毛色が茶色から真っ白な毛に衣替えしていました。これは、保護色となって外敵から身を守るためと言われています。
寒風のなか、純白を身にまとい、デビューに向け調教が進む2歳馬を眺めながら青草を待つ“野うさぎ”です。
(※数は、通常の小動物を数える「匹」を使用。)
【参考】ホッカイドウ競馬トピックスより
◆門別競馬場「グランシャリオ」・夜話(2009.6.11付)
◆ ホッカイドウ競馬 冬だより Part1(2009.12.9付)
◆ホッカイドウ競馬 冬だより Part2(2010.1.6付)
写真上:撮影日2010年1月6日
写真中:撮影日2009年6月11日
写真下:撮影日2010年1月6日