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【遠征結果】ホッカイドウ競馬遠征結果について(盛岡)

 11月3日(日)、盛岡 第10競走 JRA認定第4回知床賞(ダート1400m 小雨・良)に、ホッカイドウ競馬から5頭が出走しました。

 レースは、地元岩手のリメンバーキング号が先頭に立ち、ゴオリイ号が3番手につけ、アベニンレジーナ号とドラゴンライダー号が中団、ワイルドソウル号とカーネルキッス号が後方からレースを進める展開。

 直線で先頭に立つリメンバーキング号をゴオリイ号とワイルドソウル号が強襲し、ゴオリイ号が2着ワイルドソウル号に1/2馬身差をつけて優勝しました(1.26.9)。
管理する林和弘厩舎は、この競走ワンツーフィニッシュ。そして、昨年(ミネサランサジャ号)に続き、知床賞連覇を達成しました。


ゴオリイ号 (牡2 栗毛)
父 サウスヴィグラス 母 ゴーバンズ 母父 フレンチデピュティ
馬主 (株) BETTER LIFE CORP
林 和弘調教師
村上 忍騎手
生産 オリエント牧場(新冠町)


盛岡 第10競走 第4回知床賞( ダート1400m  小雨・良 )
1着 ゴオリイ号(牡2 55 村上 忍騎手 林 和弘厩舎 443 -13)
2着 ワイルドソウル号(牡2 55 井上 俊彦騎手 林 和弘厩舎 452 -16)
5着 ドラゴンライダー号(牡2 55 阿部 龍騎手 角川 秀樹厩舎 463 -3)
6着 カーネルキッス号(牝2 54 桑村 真明騎手 角川 秀樹厩舎 432 -10)
10着 アベニンレジーナ号(牝2 54 石川 倭騎手 角川 秀樹厩舎 417 -13)

関係者コメント
優勝 ゴオリイ号
村上 忍騎手 
林調教師からは、出たとこでの判断との指示だったのですが、ゲートを上手に出てくれていいポジションをとれました。押して出していくまではしたくなかったので、そのままの位置取りで進めたのですが、非常に素直で乗りやすいタイプでしたね。折り合いもまったく問題なかったです。勝負処での手応えも非常によかったので、4コーナーで押し出して、直線は一生懸命追いました。これまで、1000m~1200mしか走っていないということで、1400mへの対応が鍵だと聞いていたのですが、今日の感じでは十分に対応できますね。次走は、南部駒賞(11月17日)へ行きたいとのことですが、コーナーコーナーで息が入る水沢競馬場の方が、もっと持ち味を活かせることが出来るかもしれませんね。

林 和弘調教師
村上騎手には、素直で乗りやすい馬なので、出たとこで進めてほしいと伝えました。ゲートも上手に決めてくれて絶好のポジションで、流れに乗れましたね。前走まで、ずっと太めで競馬をしていたので、今回で体を絞れたことも好走の要因になったと思います。今回は、テン乗りの村上騎手が非常にうまく乗ってくれました。次走は、2週間後の南部駒賞(11月17日)に向かいたいと思います。

2着 ワイルドソウル号
井上 俊彦騎手
デビュー当初からは、道中で頭を上げてしまうところがあるのですが、今日も向こう上面で悪い部分が出てしまい流れに乗れませんでした。4コーナー手前から、やっとその気になってグイグイ追い上げてくれたのですが、肝心の直線でまた頭を上げるところを出してしまって・・・体が減っていたことも響いたかもしれませんね。

林 和弘調教師
今回もまた頭を上げてしまう悪い部分が出てしまいましたね。頭が上がらないように押さえつけるような馬具を使うようになって、いくらかマシになってきてはいるのですが・・・勝ったゴオリイ号は、絞れた方がよかったのですが、ちょっと減りすぎたのも結果に影響したかもしれません。この後は、山元トレセン(宮城県)に移動する予定となっています。

5着 ドラゴンライダー号
角川 秀樹調教師
スタートもうまく出てくれたのですが、結果からするともうちょっと前目につけていれば、もう少し上位を狙えたかもしれませんね。この後は、船橋へ移籍することになるようです。

6着 カーネルキッス号
角川 秀樹調教師
前に馬を置く形となって、折り合ってくれたと思いますが、これも結果的にもうちょっと前の位置取りの方がよかったかもしれませんね。体が減っていたのも響きました。このあとは、少し休養される予定です。

10着 アベニンレジーナ号
角川 秀樹調教師
もともと体が大きくない馬なので、輸送で減りすぎたのが響きました。馬場の内々も重い馬場状態も影響したかもしれませんね。次走は、オーナーが変わることになっていて未定です。


写真上:直線(ゴオリイ号、ワイルドソウル号)
写真中:パドック(ドラゴンライダー号)
写真下:パドック(アベニンレジーナ号)

写真・コメント提供 ホッカイドウ競馬支援室 神谷 健介 氏