11月17日（日）、水沢　第４１回南部駒賞（ダート1600m　晴・良）にホッカイドウ競馬から３頭が出走しました。

　レースは、ライズライン号（岩手）が先頭に立ち、ゴオリイ号が2番手に付けて、ドナルトソン号とリュウノワン号がそれぞれ4番～5番手の好位につけて２周目の勝負処へ。３コーナーに入り、逃げ粘るライズライン号にラブバレット（岩手）とホッカイドウ競馬勢の３頭が追いすがり上位に迫るも、ドナルトソン号の３着が最高でした（タイム １．４１．８）。


水沢　第１０競走　第４１回南部駒賞（　ダート1600m　晴・良）結果
3着　ドナルトソン号（牡２　55　岩橋 勇二騎手　田中 正二厩舎　496　-2）
4着　リュウノワン号（牡２　55　五十嵐 冬樹騎手　桑原 義光厩舎　480　＋6）
5着　ゴオリイ号（牡２　55　村上　忍騎手　林　和弘厩舎　450　+7）


関係者コメント
３着　ドナルトソン号　
岩橋 勇二騎手　
ある程度、前でという指示だったので、序盤から積極的について行きました。手応えもよかったのですが、３コーナーで外に出そうとしたときに前がつまってしまい、思ったようなタイミングで出すことが出来ず、加速が遅れてしまいました。外に出すタイミングがうまくいけば差し切れる手応えが残っていたので、勝てていたレースだったと思います。

田中 正二調教師
岩橋騎手には、ある程度、前で行ってほしいと伝えました。序盤から積極的なレースをしてくれたのだけども、３コーナーの仕掛けがちょっと遅れた分届かなかったね。レースを見ながら向こう正面の半ばあたりで、もうここから行ってくれと思って見ていました。結果は残念でしたが、この馬としては頑張ってくれたと思います。今後は、大井の佐野謙二厩舎へ移籍する予定です。ご声援頂きありがとうございました。


４着　リュウノワン号
五十嵐 冬樹騎手　
この馬としては、序盤から思ったよりもついていけて、それなりのポジションはとれたのですが、同じ1600mでも船橋（平和賞3着）とは、全然違って、水沢のコーナーがきつくて、この馬には忙しい競馬になってしまいました。トビが大きいし、コーナーコーナーでどうしても外に張るようなとこがあるので、現時点ではちょっと厳しいコースでしたね。


5着　ゴオリイ号
村上　忍騎手　
逃げ馬を見ながら砂をかけていくような展開を想定していたのですが、スタートが良すぎて、序盤から流れに乗りすぎたとこがあったかもしれませんね。スピードがある馬なのですが、3コーナーで外から早めに来られて苦しくなってしまいました。ただ、一ハロン伸びての1600mもこなせる感じがありましたし、この馬自身がまだどういう競馬が一番あっているのか手探りな段階だと思います。非常に学習能力が高そうな馬ですし、レース経験を積むことで、まだまだ良くなると思いますよ。

林　和弘調教師
最後失速してしまいましたが、積極的に前につけてレースを運べたし、最後は相手が強かったということで、仕方ないんじゃないですかね。今日は、プラス７㎏だったのですが、体重が重かったのも影響あったかもしれません。この後は、一旦北海道に帰って、その後、大井に移籍する予定です。いままで、ご声援を頂きありがとうございました。


写真上：直線（ドナルトソン号）
写真中：直線（リュウノワン号）
写真下：パドック（ゴオリイ号）


写真・コメント提供　ホッカイドウ競馬支援室　神谷　健介 氏