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【遠征結果】第37回プリンセス特別(カクシアジ号)

 11月21日(木)、笠松の第9競走 スポーツニッポン杯 第37回プリンセス特別にホッカイドウ競馬からカクシアジ号(牝2 54 東川 公則騎手 田中 淳司厩舎 408 -4)が出走しました。
レースは、パドドゥ号(笠松)が先頭に立ち、カクシアジ号が4番手をキープし、最終コーナーへ。最後の直線では、リックタラキチ号を捕えると2着フラッシュモブ号に1馬身1/2差をつけて優勝しました(タイム 1.42.5)。


11月21日(木)
笠松 第9競走 スポーツニッポン杯 第37回プリンセス特別(ダート 1600m 曇・良)
優勝 カクシアジ号(牝2 54 東川 公則騎手 田中 淳司厩舎 408 -4)


カクシアジ号
父スウェプトオーヴァーボード 母ビフォーダーク 母父キングカメハメハ
馬主 有限会社下河辺牧場
田中 淳司調教師
生産 有限会社下河辺牧場(日高町)


関係者コメント
優勝 カクシアジ号 
東川 公則騎手 
行けたら行ってほしい、との指示でしたが、スタートもっさりで出が良くなくて、あの位置取りに。力のない馬に前に行かれてしまったので、内心「まいったなぁ」と思いながら進路をさぐって進める形になりました。掛かる馬ではないと聞いていましたが、その通り、道中いきたがる訳でもなく、砂をかぶっても全然平気。園田で重賞を勝った時は先に行って、なかなかハミもかからず物見ばかりしていたと聞きましたが、追走自体は非常にスムーズでしたね。4コーナーで力ある馬(③着リックタラキチ)が先に抜け出してくれて、一頭分スペースが出来たので、迷わずそこをついて追い
出しました。怯むことなくしっかり伸びてくれて、あの辺りは「さすが強いホッカイドウで揉まれてきただけのことあるな」と思い、感動しましたね。終いの力強さはさすがだし、2歳の牝馬で体も小さいのに、これだけ長い輸送も克服して持っている能力を出し切るパフォーマンスが出来るわけだから、厩舎の皆さんの仕上げも素晴らしいし、ほんと馬も素晴らしいですね。こうしたホッカイドウの強い2歳馬に乗せてもらえて光栄です。今回は本当に勉強になりました、有難うございました。


田中 淳司調教師
ちょっと滑らせた感じのゲートになったので、あそこはちょっと焦りましたが、道中は東川騎手が上手にハミを掛けながら走らせてくれましたし、ずっと手応えはある感じでしたので、4コーナーで前が開いた時点で「勝てるんじゃないか」と思いましたね。(+7キロだった)園田の重賞の時は少し太かったですし、その後の2戦も今回を見据えながらの仕上げでしたので、今回は406~408キロで仕上げてレースに臨みたいと思っていたのですが、うまく408キロで出走することが出来て、目標にしてきた一戦へ慎重に仕上げてきた成果も出たのかなと思いますね。次走については、このまま水沢に移動して12月2日の「プリンセスカップ」に挑もうと思っていますが、ここまで結構きついローテーションで頑張ってきてくれましたので、次走が今季最終戦になると思います。また応援よろしくお願い致します。


写真上:直線
写真中:口取り
写真下:パドック

写真・コメント提供 ホッカイドウ競馬支援室 神谷 健介 氏