11月5日（水）、GRANDAME-JAPAN2014第14回ローレル賞【ＳⅢ】（サラ系2歳牝馬オープン　東京２歳優駿牝馬トライアル　ダ1600ｍ　曇・良）にホッカイドウ競馬からティーズアライズ号とネガティヴ号とミラクルフラワーが出走しました。


第14回ローレル賞【ＳⅢ】（2歳牝馬オープン　東京２歳優駿牝馬ＴＲ　ダ1600ｍ） 結果
４着　ネガティヴ号（牝2　54　御神本 訓史騎手（大井）角川 秀樹厩舎　421 -15）
５着　ティーズアライズ号（牝2　54　松井 伸也騎手　小野 望厩舎　434 -18）
８着　ミラクルフラワー号（牝2　54　楢崎 功祐騎手（大井）齋藤 正弘厩舎　444 +7）


関係者コメント
■４着 ネガティヴ
御神本 訓史騎手
　「道中はスムーズな逃げを打てて、息も入ってはいたんですが、ちょっとずつ速めのラッ
プになってしまったのかもしれませんね。−16キロと体も減っていましたので、それがラストの踏ん張りに影響したところもあるでしょうか。前走から300ｍ延びての競馬でしたけど、もたない距離ではないと思いますね。スピードはありますし、体を戻してくれば今後が楽しみじゃないですか。チャンスがあれば、また乗せてもらいたい馬です。」

角川 秀樹調教師
「気分よく逃げて、御神本騎手もうまく乗ってくれたんですが、微妙に道中がちょっと速かったかもしれませんね。輸送で体が減ってしまったので、それもゴール前で踏ん張れなかった理由でしょう。距離が延びた分もあったかもしれませんが、前走（JpnⅢエーデルワイス賞）はあの距離（1200ｍ）の割にはそれほどペースが上がりませんでしたからね。競馬としては、今日の方が厳しかったと思います。今後は、このまま川崎の鈴木厩舎に移籍して、立て直したうえで暮れの東京２歳優駿牝馬（12月31日、大井SⅠ＝1600ｍ）に向かうことになるんだろうと思います。」

■５着 ティーズアライズ
松井 伸也騎手
　「今日は先生（小野望師）と相談して、ある程度ポジションを取りに行こうと思っていました。内枠だったので、そのまま内めの好位につけていけたんですが、これまで砂をかぶる競馬をあまりしてない分、道中で頭を上げてしまって進んで行きませんでしたね。直線はまた脚を伸ばしてきたので、道中砂を気にせず追走できていればとは思いますが、良い経験が出来たんじゃないかと思います。体が大きく減っていましたが、僕としては、それほど気にはなりませんでした。」

小野 望調教師
「今日は積極的に位置を取りに行こうと話していたので、あのポジションは予定通りでした。今まで外を回す競馬で来ていたので、さすがに道中は砂がかかって嫌がっていましたね。輸送で−18キロ、せめて−10くらいで収まってくれればと思っていたので想定外の減り方でしたが、それもレースに影響したかもしれません。ただ、やはり走りますよね。こちらで馬体を戻してレースに臨めば、次はいい競馬ができるはずです。ホッカイドウ所属では今回が最後で、このまま大井の島田厩舎に移籍して東京２歳優駿牝馬（12月31日、大井SⅠ＝1600ｍ）に行くことになるでしょうね。」

■８着 ミラクルフラワー
楢崎 功祐騎手
　「変な癖もなく、素直で乗りやすい馬ですね。スタートも決まったし、先生から「前で」
と支持されていたので積極的に追走していきました。逃げていた馬のペースが速くて、勝負処で手応えが怪しくなりかけたので懸命に付いて行こうとしたんですが、最後は脚が上がってしまいましたね。ただ前走より距離が延びての競馬でしたし、相手も強くなっていましたので、このキツイ経験が次走以降に生きてくると思います。体もシッカリしていますし、走りますよ、この馬も。」

齋藤 正弘調教師
「楢崎騎手には積極的に前を追い掛けてほしいと伝えていました。その通り、いい形で追走してくれたんですが、逃げた御神本君のペースがちょっと速かったんでね・・。ただ４コーナーまで見せ場は作れましたし、前走より距離が延びて、相手も強くなっての競馬でしたからね。最後もそんなに大きくは下がってないし、頑張ってくれたと思います。次は水沢のプリンセスカップ（12月1日、1400ｍ）の予定ですが、今回厳しい競馬を経験したのが必ずプラスになると思うんですよ。次走が楽しみです。また、応援してください！」



写真上：返し馬「ミラクルフラワー号」
写真中：ゴール前「ネガティヴ号」
写真下：レース後「ティーズアライズ号」


写真・コメント提供　ホッカイドウ競馬支援室　神谷 健介 氏